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「でも、さすがに学級委員長もやってクリスマス実行委員長もやるの大変だから..もう一人、絢辻さんと一緒にやってくれる人いない?」と先生がまた生徒を見回す。
先生の話を耳に入れながら僕は昔のクリスマスの事を考えてた。
あの時の僕は駄目人間だった。
何処かで自分が変われるきっかけがないか考えてた。「はぁ、どうしたら変われるかなぁ」
「おい、大将!」
僕の名前を大将と呼ぶのは僕の男友達の梅原だ。
梅原とは高校からの付き合いでいつもクリスマスの時は一緒に過ごしてた。
男とクリスマスを過ごすのは少し痛い話だ。
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