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きつく言い放った美穂ちゃんを見て、まゆは反論しようと口を開けたが
「あんたの事だからクイズに勝って隆太郎を貰おうとか考えてんでしょ?
無理だから止めなさい」
威圧的な言葉に畳み掛けられまゆは何も言わず席に腰を下ろした。
「あー…とごめんね
まゆ、ちゃん」
「別に」
うはー空気悪いぃ。
まゆはそっぽ向いてポテトを食べ始め、美穂ちゃんは何事もなかったかのように佐川のバーガーを食べている。
その時俺達を見てる人の中にあいつが居て、あんな事考えてるなんてちっとも考えやしなかった。
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