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一人淋しく近所の公園前を歩いてたら、後ろから声がかかった。
でもすぐには振り向けなかった。
思い出したくもない。
聞いただけで背筋が震え、嫌な汗が滲む。
「団長…」
「懐かしいなぁ
その呼び名
でも誰かさんのせいでもう学生じゃないんでね
名前で呼べよ」
「嫌だ」
「ふーん
別いいけどこれから長い付き合いになるんだからさ、自己紹介しとくわ
俺は佐藤 勝也(さとう しょうや)」
「…長い付き合いて何?」
嫌な言葉に後ずさる。
もう皆の頼れる兄貴なんて見る影もない。
「お前に教えてやる義理はないね」
嫌な
予感は
したんだ。
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