140人が本棚に入れています
本棚に追加
聞き慣れない二人目の声に顔を上げれば、奥から3人また出て来た。
「いや、俺ばっか楽しんじゃ悪りぃと思ってさ
連れて来た」
「…なんで…」
「てかさお前まだあいつと付き合ってんの?
さっさと別れりゃこんな事になんねぇんだよ」
「なぁ勝也。
マジで良いわけ?」
団長の後ろに居た男が聞くと団長は興味なさげに頷き、自分は壁際に寄り掛かった。
「ちっせぇ
マジで男なんかよ」
ぐるりと俺を囲う。
団長を見ると、ビデオカメラを手にしてにやりと笑った。
「いやぁAVとして売るのもありかもな」
「……いゃ…」
.
最初のコメントを投稿しよう!