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「でも気にしてたら何も始まらないわ。
今はここがどこなのか知る必要があるわ…
だからそれを調べましょう。」
そう晴美は言うと晴美の後ろにある大きなスクリーンを指差した。
「多分これが怪しいと思うの。
絶対なにか意味があるものだと思うわ。」
流石は晴美。
みんなが不安でいっぱいな中、少しでも無くすためにすぐに行動に移ろうとしている。
行動することで不安を抑えようと考えているのだろう。
これが長年人の上に立ってきたことで育てられた力なのだろう。
この人に信頼され、人々を引っ張る力は晴美の能力なのだ。
「自動責任者
(オート・リーダー)」
これが晴美の能力の名前。
どんな環境、時間関係なく人々の上に立っている。
これほどまでリーダーとしての資格をもつ人が大統領などといったレベルの人間が可能なのだ。
逆にその能力がなければなることができない。
晴美の能力はそれほどまでに稀な能力なのだ。
そしてオレの
「完全記憶能力」
もその稀な能力の1つだ。
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