scene3

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いつの世も、戦争は領地、そしてそこにおける利点をめぐって行われる。 もしくは、プライドの保持のため。自分の民族の誇りをかけて、行われるのだ。 今回は? その両方だ。 隣町、いや、600m東にテリトリーを持っている奴らが、先月、条約を破って攻め込んできたのだ。 瞬く間に、公園2つと四本の裏通り、彼らにとって有効な近道の使用権が奪われた。 不意打ちだ。 戦争は始まった。 朝、いつものように公園に来ると、彼らにとっては驚きとともに奴らの宣戦布告の儀が目に入った。 公園内に存在する一番高い木の梢に黄色、そう、彼らのチーム(此処では便宜的に集団の名をチームとする。)の色、赤じゃない色の旗が上っていた。 これが、始まりだ。合図だ。戦争の。彼らにおける、warの。 彼らの驚きは、恐慌に変わる。warの為の、人材が足りなかった。それも、圧倒的に。 賽は投げられた。 まず、3日後の深夜、一つ目のwarが始まった。 これで、彼らは公園2つを失った。 奴らは、狡猾だ。 地理的重要度の高い公園をまず狙ってきた。
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