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彼らはその思惑にまんまとはまってしまう。偽物の情報によって、裏路地に戦力を集中させた。その大半が無駄な戦力と知らずに。
またその3日後、二度目のwarがおきる。
彼らはまた、テリトリーを奪われた。裏路地を、三本。
今度は、彼らは失敗などしていない。偽物の情報もなかった。しかし、失う。それは、公園を失った時に分かっていたことだ。彼らの地の利が失われている。彼らは為すすべを持たなかった。
そしてまた3日後、今度もだ。一本。裏路地を失う。
最後の砦が奪われた。これで、彼らのテリトリーは極端に減らされた。最初に奪われた、2つの公園を取り戻すのは、不可能に近いだろう。
しかし、此処までだ。と、君たちは思う。そう。君たちだ。彼らでも奴らでもない。第三のテリトリー保持者である君たちだ。
君たちは誰に縛られることも好まない。誰にも属さず、誰をも支配しない。
ただ、自らのテリトリーは、持っている。そして大人子供よりも、君たちはそこに誇りを持つ。
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