二羽の鳥

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周りより少しでも裕福なことが反感をかったのだ。 僕は夜中に目を覚ますと、身動きがとれなくなっていた。どうやら縛られているようだ。 隣にはユミトと両親も縛られていた。 暗闇の中でいくつもの影が動いているのが見えた。 一通り取るものも取ったのだろう。 最後に家に火をつけようとしたのだろう、一瞬明るくなり黒い影の顔が見えた。
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