衝撃

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とある日、長女が風邪をひいた。 いつも行く小さな病院で診察してもらうときに、何気なく、 「先生、この娘、まだ喋ったりしないんですが…」 っと尋ねてみた。 「あ~大丈夫大丈夫。こっちの言う言葉の意味はわかってるんやろ?」 「いや、わかってなさそうで…」 「……そうか。なら紹介状書いてみよか…」 先生の一気にクールダウンの表情に私は気づいてしまった。 えっなに?そんなに重要なこと? 手渡された紹介状は、私でも知っている大きな病院宛だった。
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