青春日記 ～チアガール部吹奏楽同好会～

入学

「りーり！」
「彩！」
山谷君を忘れて廊下に飛び出すとスタイルがいい女の子とちっちゃいかわいい女の子がいた。
「はじめまして。相川柚です。」スタイルがいいと声もきれい✨
「あっ、あの、はっ、はじめまして。咲北知菜です。」かみかみだけど、かわいいらしい。
「あたしのニュー友よ！」早いなぁ。さすが彩。彩は社交的で誰とでも話せる。それに比べて、私は彩よりバカで明るいけど、人見知りがあるから、あまり知らない人に声をかけない。

「こんにちは。はじめまして。山谷海斗っていいます。」
「梨々、いつのまに彼氏作ったの？」
彩が囃し立てた。
「かっ、彼氏じゃないよ。」

「怪しいわね。彩。」
夕が金髪のくるくるパーマがかわいい青い目の女の子と一緒にきた。
「佐々波モナです。よろしくです。」
「ハーフ？」彩が私が言おうとする前に聞いた。
「両親共にアメリカです。」
「なんで日本に？」よし彩に勝った。　
「日本が好きなんです。」そういう理由か…。
「あと、お爺ちゃんが日本いるから…。」
なるほど。