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悠「ところで、翔麻は夏休みどうするんだ?」 翔「……残念だ悠斗、本来ならお前らと遊んで過ごすところだが残念だなぁ…」 と若干ニヤケ顔で悠斗を見る。 コイツはこのニヤケ顔の意味を知っている、ざまぁねぇな 悠「あぁぁ…そうか、お前は俺という親友をほったらかしにして、彼女とピンク色の夏休みをEnjoyするつもりなんだな…」 ははは!そうさ、そうだとも、正解だよ悠斗クン、褒めて遣わそう。 翔「残念ながら…正解だが、チミは一つ勘違いをしているようだね。 それは、チミ考えてるようなピンク色の夏休みなんて、俺の脳内予定表には存在しない、俺はもっと健全な高校生らしいすごしかたをするつもりだ。 チミのような彼女=ムフフみたいな思考は生憎持ち合わせてなくてね」 悠「キィィ!腹立つからその喋り方を今すぐやめろ!それにチミってなんだよ!?」 翔「愚問だな童貞野郎。まぁお前の少ない友達を総動員して、有意義な夏休みにしてくれたまえ、じゃ僕はこれで…」 悠「畜生…たかが彼女一人でこうも言われるとは… …ってちょっとまて!飛麻、お前だってまだ童貞だろ? …ハッ!お前まかさ…」 翔「そのまさかが何を指しているかはしらんが、まぁ悠斗の言ってる事は正しい、俺は確かにまだ童貞だ…あくまで、ま、だ、な?」 悠「まだってお前、夏休み脱チェリー満々じゃねーか!? 何が健全な高校生の付き合いだ! 背景がショッキングピンクになってんぞ…?」 翔「さぁね、俺の心はいつでも清楚で純粋さ溢れる白だよ、じゃせいぜい合コンでもしてブス引っかけてな!ワハハハ」 悪役のボスばりに高らかと笑って見せた俺は、悠斗を残し歩きながら右手をヒラヒラさせ教室に向かった。 悠「くそぉぉぉお!翔麻なんて知らねぇからなぁぁぁあ」 ん?俺の後ろから何やら負けDogの遠吠えが聞こえるが、華麗にスルーだな。
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