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「なぁ・・・るぅ」
「ん?なぁに?」
るぅは、ガツガツと板チョコを食べながら、振り向いた。
「あのさ・・・間違って矢を打っちゃった相手の事なんだけど・・・」
ガツガツ・・・・
「どんな人に打ったのかなぁって・・・るぅくん?聞いてる?」
「ん?聞いてるよ~背の小さい男のコだよ~」
「ん~そうじゃなくて、もっと具体的に・・・何歳くらいとか、どんな格好してたとか・・・;」
「えぇ~・・・ん~アッキーより小さいよ?」
「・・・ん~だろうねぇ~・・・俺一応170はあるから・・・;」
「ん~あっ!」
「何!?何か特徴思い出した?」
「うん!るぅよりすごく大きい!!」
「・・・もう、なんて聞いたらいいんだろ・・・」
秋斗は、これまでの人生で今日ほど泣いた事は無かった。
「ん~後は~アッキーの服と同じ服着てた位しか分からないよ~」
「え?るぅ、同じってこの制服の事?」
「うん!そうだよ!」
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