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音無結弦16歳今年で高校二年になる。前まででは神城高校に通っていたが今年からは家の都合で天王学園という所に通うことになった。
物凄い名前だよな…天王とか…
そんな凄い名前の所に転入することになったて少し不安だったが、そこには中学校からの友達の、ユイや日向が通っていた。
ユイと日向は俺が別の学校に行ってもよく連絡をくれてきた。
俺がそこに転入すると聞いて驚いていたけど。
「もうすぐ春休みも終わりか」
学校を出て近くの商店街に散歩に出る。
なんで学校にいるかというと天王学園は寮暮らしだから今まで部屋の片付けをしていた、家から近い人は自宅登校だけど。
ちなみにルームメイトは日向だ、なんでも去年の入学者は奇数の人数だったので誰かが一人だったらしい、それが日向だ「一人で広々と部屋を使えるから別に構わない」って言っていたけど、あれは強いがりだな…だってあいつ寂しがりだんもんなーと考えながら散歩していると…
「や、やめてください」
「そう言わずにさ一緒遊ぼうよ」
「絶対楽しいから」
女の子一人に二人の不良ぽっい男が絡んでいた。
女の子はだいたい俺と同じくらいな歳で涙目を浮かべながら不良どもの誘いを断ってるが、それでもしつこく誘ってる。
こういう場合は警察でも呼んだ方がいいんだろと携帯を取り出し連絡しようとした時
「あー面倒ぐせ、さっさとこいや!!」
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