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「…そ、そうですか」
俺が笑顔を向けて言うとまた顔を真っ赤にして俯いた。
大丈夫だろうか熱でもあるのかな?
「顔が真っ赤だけど平気か?」
心配なので彼女顔を下から覗きこむ。
「…っっっ!」
急に目が合って驚いたのか数歩後ろにさがる。
「…あっごめん驚かしたか?」
「い、いえ、へ、平気です…。」
顔を上げたと思ったら俺と目が合った瞬間すぐに俯いたよ。
なにこの気まずい雰囲気、俺なんかしたか?
「みゆきち!!」
「し、しおりちゃん!」
俺の後ろから声が聞こえ金髪少女が走りながらこちらにくる。
どうやら知り合いがきたようだから退散するか……なんで俺の方に来る。そしてなんでそんな殺気だった目で俺のを睨む。
「みゆきちになにをしたぁぁー」
やべぇなんかこのしおりという人…なんか勘違いしている見たいだ。
だが気づいた時には回避不可な状態………だが…俺は避けて見せる!!
こんなの思考と反射が融合したら避けられる。
。
攻撃なんて当たらなければどうとゆうことはないって昔の偉人は言ってたんだ。
「直撃コース…避け…ガバッ」
避けることも叶わず俺の腹に頭を激突させて、支えきることもできず、おもいっきり地面に自分の頭を叩き。つけてしまう。
「し、しおりちゃんなにやってるの!!」
「なにってみゆきちに絡んでるやからを…」
「絡んでなんかいないよ、その人はーー」
避けられないんじゃあ意味がないな…と思いながら意識を堕とした。
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