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…消毒と薬が混ざったような臭いがする……。
ここは病院か…
そっと目をあける白い天上がみえる。
「やっと起きましたか」
そこにはセーラ服をきた金髪の少女がベッドの横の椅子に座りながら俺を見ていた。
……無表情で見つめられると怖いだけど
しかも綺麗な顔をしてるからますます迫力がある。
……どうでもいいけど俺を気絶させたやつはいないんだな。
「関根さんはライブがあったので今はそこにいます。もうライブも終わったと思うのでそのうちくるでしょうか」
「ふーんそうか……って俺、今口にだしていたか…? 」
「いえ、なにもしゃべってないですよ、ただ表情がそうでていたので答えたまでです。」
マジかよ…そんな顔に出てたか……?この女の子の前では下手なことを考えない………ってよく見るとこの女の子どこかで見たことがある。
…どこで会ったけな?………確か…
「小学生の時です。」
そうそう小学生の時にって
「人思考を読むなよ遊佐!!」
「すみません音無さん」
…全く反省していない…そういう所は昔と変わらないなーでも今はまず状況確認しないと
「…ここはどこだ」
ベッドから降りて周りを見渡すけど机とか薬ビンの棚とかあるから病院でわないことはわかるけど……
「天王学園の保健室ですたまたま近くにこの学園の男子生徒がいたので、ここまで運んでもらいました」
善良な生徒もいるもんだな後でなにか感謝しないとな
「運んできたのは日向さんですけど」
…日向なら別にいいや
「それよりも音無さん」
ぐいっと俺に詰め寄ってくる。
「な、なんだ…?」
詰め寄ってきたので一歩おもわず後ろに下がってしまうが後ろにあったベッドにぶつかり、おもわず小さな悲鳴をあげ倒れこんでしまう。
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