ガルデモ

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†† 「今年の冬は寒いな…」 隣町まで自転車で日向に買物に付き合わされて…そこでいろいろ買物してたらいつのまにか消えていて……今度あったら某格闘アニメのブロリーさん並の圧倒的なパワーでヘタレ王子みたいにしてやろう…フハハハハ…はぁ~、中二病乙…。 そんな馬鹿なことを考えるほど寒い…だって雪降ってるし…絶対氷点下だし… おっ!なんか絶対氷点下ってかっこよくないか……別にそうでもないです…すみません… さっきから馬鹿なことを考えてる自覚はあるが…夜8時ぐらいで手袋もなしに自転車を乗っていて (手袋は行く時にはあったが、ある人にあげてしまったのでない)しかも一人で、家までどんなに頑張っても1時間は、かかる。…雪が降ってる時にだぞ…マジ憂鬱だから… 一刻早く家に帰りたいので近道しようと公園に入り、こんな寒い中誰もいないな~と思い公園を出ようとした時… 「ちょっと待ってくれ!!」 後ろから女の子の声が聞こえるが、たぶん俺にかけられた声ではないだろう、というか早く帰りたい… 「待ってくれって言っているだろ!!」 俺のすぐ後ろでさっきの女の子声が聞こえたので思わず振り返って見ると…跳び蹴りがくるのがみえた。一瞬の間にいろいろとこの状況を整理するが最終的に… 俺がいったいなにをした!!と世界の理不尽を思いながらその蹴りで吹き飛ぶ… 一瞬、空中に舞うが地球の重力には逆らえずそのまま…地面にぶつかると同時に俺の自転車もガッシャンと音をたてる。 「っ!!いきなり背中を蹴るとはどうゆう積もりだ」 瞬時に起き上がりきれぎみに相手を睨みつける。 よくも俺の相棒を…黒いノートに名前を書きたい気分だ。
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