ふたたび

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…………いったい…どうしてこうなった?……今俺の動揺っぶりはジャ○アンに脅されたのび○を越えるほどだ!!そんな馬鹿なこと考えてる場合じゃないな。 それよりも女子寮の部屋に入って平気なのか?校則では、確か禁止されてるし破ったら世にも恐ろしい罰があるんだよな~ 日向が怯えながら言っていたよな~罰をくらって「あれはやばい、死んだ方が楽かもしれない」と虚ろな目で言っていたからな。 「はいどうぞ」 ポットで沸かして入れたカップを渡してくる。白をべースとした水玉模様をしたカップだ。ちなみにむこうは同じ種類のピンクの柄なやつだ。 「どどどどど、どうもゴメンなさい」 馬鹿が!!まだ動揺しているのか!?いきなり前に会った女の子に出会ったら部屋に連れて来られるなんて思わなかったが、いくらなんでも動揺しすぎた、他の女の子ならたぶん同じことをされても…ここまで動揺しないはずなのに…なんでた? 「ふふっ…変なの」 笑われたよ…でも笑ってる顔がとてもかわいいのでよしとしよう。とりあえず自己紹介 「俺の名前は音無結弦(ゆずる)結ぶって書いて弦と書くんだ好きに呼んでかまわない」 白いテーブルの上に手でかいて向かい側の彼女に教える。 「そう…音無結弦ね…まぁ前会った時自己紹介して貰ったけど、その時私は自分の名前を名乗ってないわね、私の名前は立華奏、音楽を奏でると書いて奏でよ。」 そうだった!!ちょっと今の俺、練習では完璧にできるけど本番になると全く使えないヘタレ野郎になっている。
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