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「ちょっとまて…落ちつけ、話せばわかる」
「これが落ち着いていられるかボケー!ユイ様の着替えを覗いといてただですむとは思うなよ変態先輩野郎が!!」
鈍器を持って日向に迫る。
「みてないって!!、そもそも俺はお前の体にこれぽっちも魅力を感じてない」
「…っ!馬鹿にしないでくださいユイ様は実は脱ぐとすごいだぞー!」
「そうか別にたいしたことは……あっ…」
「やっぱり見たじゃないですか!!、変態先輩野郎」
「…落ち着けそんなもので殴られたらシャレにならな…ぐぁぁぁぁぁ」
日向の断末魔が聞こ近所に響き渡った。
「相変わらず、仲いいなおまえ達」
「「どこが!!」」
ほら息までピッタリだ。
というか日向よ鈍器で殴られ瞬時に復活するとは………慣れとは怖いものだ。
「こんな変態野郎先輩はほっといて…音無先輩こんにちは、今日も来てくれたんですねありがとうございます。」
「暇だしなユイと日向の夫婦漫才を見るのも面白いし」
「夫婦漫才じゃないですよーというかそんなのをみるために来てるんですか?」
頬を膨らませて上目遣いで見てくる。
…とてもその上目遣いかわいいと思うが、ユイのことは妹と同じ感覚なので恋愛的な感情感じたりしない。きっと誰かが、ユイに結婚してやんよ!と言うて思うし。主に青髪が
「ゴメン、ゴメン冗談だ、日向がユイのことを襲わないか心配で来た。」んだ」
その言葉に日向が「そんなことするか…」台詞よりも早くユイが先に言葉にだした
「さすが音無先輩優しいですねどっかの変態とはわけが違いますね」
「どっかの変態って誰だよ」
「青い髪の人じゃないですか?」
口笛を吹きながら明後日の方向をみて言う。
「てめぇー俺はお前の先輩だぞ」
「それがどうしたボケ!!変態先輩に敬意を払う必要なんかありません!」
はぁーまた始まった
……この喧嘩が終わるのは三時間後だった。
その間部屋にいると危険だったのでリビングの方でユイの母親と話していた。
母というよりお姉さんって気がする、童顔だからかかなり若くみえる。
「あの二人仲がいいわね」
「そうですね、仲良すぎて周りの住民に迷惑がかかってないか心配ですけど」
「そうわね、でも音無君と日向君に出会う前はこんな大声で騒ぐことなんてことなかったから、少しぐらい騒いだって平気…むしろ嬉しいっ思っているわ」
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