春休み

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「音無先輩お戻りになりましたか」 「あ、ああ…それよりも平気なのかこいつ」 青い髪の死体が転がっている。正直どうでもいいが 「悪は滅びました…そんなことよりどうですか、この服装昨日お母さんに買って貰ったんですよー」 いつのまに着替えたのか薄いピンク色をしていてふりふりがついているワンピースを来ていた そのワンピースをみてこの前あった銀髪の少女のことをおもいだす。 あの子もワンピースをきていたよな色は白だけど…… 「ーー先輩」 「な、なんだユイ」 この前会った少女のことを思い出してほほけてしまった。 「どうしたんですか先輩私のワンピースをみてぼーっとして……はっ!まさか私があまりにも可愛いので惚れたのでは!!」 確かに可愛いけど恋愛対象しては見れないので適当に言ってやろう。 「ハイハイ、ソーダネ、ホレタホレタ」 明後日の方向を見ながらロボットのように言う。 「なんで、そんなになげやりなんですか!」 頬を膨らませて怒るがまったく怖くない。 日向ならおもいっきり噛み付いたりしそうだが。 「ごめん、ごめん」 と頭を撫でてる。そうするととユイはたいてい機嫌がよくなるからな 「フニャ~~」 少し頬を染めて嬉しそうにしている。
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