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「…まったくお前は音無には素直なんだな」
さっきまで屍とかしていた日向が起き上がりながらいう
少し面白くなさそうな目で見ている。がユイはそれに気づかないでいる。
ユイも鈍感な所があるからな―
……今どこからかお前が言うな!って声がしたけど、きっと気のせいだ、うん。気のせい、気のせい。
「当然です。音無先輩は日向先輩と違って優しいですから」
ビシッと日向に胸を反らしながら人差し指を向ける。胸はあまりないけど……。
「なにをー俺だってお前に優しいく………して…して…して…ないな。」
「そうでしょう、そうでしょう、なので日向先輩、死んでください」
再びどこからとなく鈍器をもって日向を殴りつけようとする。
どうでもいいがその鈍器どこからだしたんだ?四次元から取り出せるポケットもあるんだろか?
「ちょ!!…また鈍器で…まだ起き上がったばかりだぞ、落ち着け、話せばわかる。」
恐怖に顔を歪めながらユイをなだめようとするが。
「犬養さんも最後にそう言って死んだんだよ!!変態にも同じ運命をたどらせてやらぁ―」
「ちょ!なんの豆知識!!…音無、助けて…ガバッ、グハ、マジで…やばっ…ブハッ」
ユイに殴ら続け生きたえる日向であった。
お前の日頃の行いの悪さだ…
「ちょ!…勝手に…終わらす…ガバッ」
ご愁傷様です日頃君。また来世に期待して今は眠れ日向。
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