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「ちょっ何!?今の何?!
お兄さんマジで
死ぬ勢いだよっっ?」
「死ね。」
服はボロボロで全身なんとなく
黒くなった男に
少女は少女らしい可愛い笑顔で
寒気がするほど恐ろしい言葉を
冷たく言い放った。
「あ、それと私
黒ずきんじゃないから
ちゃんと赤ずきんだから
これは血に染まって
黒くなっちゃっただけ。」
あ-ぁ-気に入ってたのに-
とぼやく少女は
持っていた手榴弾の
信管を抜ききり
ポイッと男の真上へと
背を向け歩きながら
恐ろしい程正確に投げた。
「3人目、楽勝。」
-end-
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