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「わりぃわりぃ。」
「もう…。」
「あいむ、お前の事嫌いだったからな。」
「ずいぶん可愛がりましたからね。」
「殴ったりしたら院長にクビ切られるぜ。」
「アイツ、トロくてムカつくんですよ。」
「可愛いじゃないか。」
「可愛い?」
研修医が眉をしかめた。
「可愛い。ショーケースに納めておきたいね。」
「そのまま動かなきゃいいのに。」
「本当は好きなくせに。」
「どうでしょうかね。」
ニヤリと笑った。
「あーあ。また捜さないと。」
「見つけたら、殺さないといけませんね。」
「お前がやれよ。」
「あーまた僕に押しつけるんですね。」
「そういうのは後輩がやるんだよ。」
「…。」
2人は奥の廊下に進んでいった。
■■■
ガチャ
「ただいま。」
外が真っ暗な中、明るい部屋に弥一が帰ってきた。
「…。」
あいむが頭をこっちに向けた。。
「お前、ずっとコタツにいたのか?」
「…。」
一回頷いた。
「シップ買ってきたぜ。」
「?」
「わかんねーのか?シップだぞ。」
ガサガサ
靴を脱ぎ、シップを袋から出して彼女の後ろへ回った。
「ちょっと上脱いでくれ。」
「…。」
ゆっくりと、俺のパジャマのボタンを外した。
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