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翌日
「…あら??」
厨房を預かるおばちゃんが朝食の準備の為に、材料を取りに来ていた。
今日のメニューは、豪快に巨大鍋で煮込んだシチューとライス。そして、生野菜のサラダだ。
兵士達の人数分を作らないといけないので、材料を運ぶだけでも大仕事だ。その後ろには、お手伝いさん達の姿を見える。
「どうかしました?」
「いやねえ、サラダに使う野菜が足りないんだよねぇ。」
「…昨日頼んだんですけど、数を間違えちゃったんでしょうか??」
「しょうがないねぇ~。まぁ、今日は少し少ないけど大丈夫だろ。」
恰幅のよいおばちゃんは、顔一杯に皺をよせて笑った。
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