プロローグ

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そして俺とクリリンはジャスコについた。ジャスコの三階の魚売り場に魚を買いに行くために俺らはエレベーターへ向かい、上ボタンをおした。ゆっくり三階からおりてきたエレベーターがゆっくり開いた。そのなかには一人の男がたっていた。なにか見たようなやつだと思ったがきにせずに俺はエレベーターにのった。そしてクリリンとその男がすれ違うときにクリリンが 「お前!ユンゲラじゃねーか!」 と声を大にして叫んだ。俺もそれを聞いてはっと思い出した。高校時代の同級生の、ユンゲラ・裕一郎だった。みんなにいじめられていたのでかわいそーだなと思いながらいつもみていた。そのなかでもいじめっ子のボスだったクリリンはひどかった。ユンゲラが身体検索のとき少し身長が伸びていたりするとすかさず、「フーディンだ!ユンゲラがフーディンになったぞ!」 とからかっていた。 そんないじめっ子のクリリンにあってしまったユンゲラは猛ダッシュで逃げていった。その時ユンゲラがからっていた馬鹿でかいバッグから2メートルはあろうかというマグロがごろっとおちた。それに気付いたユンゲラはより一層早い速度でにげていった。
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