南&雅之

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「れ~ちゃん……いや……って言う??」 「ん?何が?」 私のスカートの裾をクイクイと引っ張り、カナが不安そうに聞いてきた。 何のことか、わかっているのに……シラを切る私。 「カナが……靴下履かないと…」 「言うかもね~……だって、可愛いお洋服着たれ~ちゃんの隣に……かっこいいお洋服着たけど、靴下履いてないカナ………は、合わないもん」 そう言った私の言葉に、弾かれたようにソファーに走り………靴下を手にした。 「カナ、靴下履く!!!!!!」 一生懸命、靴下を履くカナを尻目に……私は、まさに親指を立てた。 .
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