971人が本棚に入れています
本棚に追加
/163ページ
「カナ~、お利口にしてたか?」
そんな、まさの声に自信満々で頷く叶夢。
「お土産、お土産~」
まさが持っている袋を覗きこむように、はしゃいでいた。
「はい」
袋を受けとるや否や……叶夢は、リビングへと駆け出した。
「俺じゃなく、お土産を待ってたのかよ(苦笑)」
なんだか、複雑な顔のまさと目が合う。
「おかえり」
「ただいま」
そう言いながら、まさの口に…………軽く口をつけた。
.
最初のコメントを投稿しよう!