南&雅之

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「パパがいないとき……カナがママと赤ちゃん守ったよ」 自慢気に話すカナの頭をグシャグシャと撫でて、まさは目尻を下げた。 「やったな、カナ……それでこそ男だ」 手をあげたまさの手のひらに、カナはハイタッチをする………得意気に……… そう……私のお腹には、新たな命が授かっていた。 カナが幼稚園に通い始める頃、カナはお兄ちゃんになる。 .
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