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誠二が目を開けたとき目の前は真っ白だった。
ただ、想像と違っていたのは何もない"空間"というよりかは"天井みたい"だったからだ。
いや、正確には"天井"なのだろう。
目線を少し下にずらすと電気があった--。
(眩しい……。なんで電気が……?もしかして俺生きてるのか!?)
ガバッ
辺りを見回すとカーテンや本棚、ドアそして自分が寝ていたベッドがあった。
そして横には--。
「ん……。起きた……?」
あの少女がいた。
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