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そしてクレイモアをたたき付ける。
すると、衝撃による爆発したような音と、砕かれた地面からコンクリート片が舞う。
ぱらぱらとラストに破片が振ってくるなか、最後の男が伸びているのを確認した。
すぐとなりには大剣が突き刺さっていることから、どうやらぎりぎりのところに切り掛かったようだ。
「ハッ、どうやら薬やっててもそれなりの恐怖心はあるみたいだな」
笑いながらそう言ってクレイモアを引き抜くと背負う。
そして時計を見ると、そこには集合時間から大幅に遅れていることを示す針が二本。
「まじかよ!?」
近くに倒れてた男を蹴り飛ばしながら、ラストは駆け出した。
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