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「本当か!アンノーンの正体は何だ!」
「報告します。所属不明のアンノーンの正体が判明。竜です!」
「はっ?」
艦橋の兵士が呆然とした様子で報告に来た兵士を見つめる。
どこの軍に竜などと事態錯誤もはなはだしい報告をしてくる者がいるだろうか?
「…き、貴様…。ふざけているのか!!そんなものがいるは…」
ドガアアアァァァァァンー!!!!
参謀の一人が叫んだ言葉も突然の衝撃によって最後まで言えなかった。
艦橋の強化ガラスが割れ全員が床に叩きつけられる。
「……何が………。」
起き上がって、目に入った物は、
飛行甲板を炎に包まれ炎上するエセックス級空母『レキシントン』と炎上する甲板で暴れまわる巨大な黒い竜だった。
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