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「全て終わった……」
荒野と化した元は綺麗な花が咲き乱れる草原だった場所にそれはいた。
「終わったねぇ……もう疲れたよ僕は」
何かが応える。
「あぁ、そうだな……」
それは手に持つ3つの宝玉のような物を見つめる。
「封印は成った。後はこれだな」
「どうするの?」
「さて…………な」
一陣の風が吹く。
「風に任すか……」
「ははっ!らしいじゃん」
「……行こう。後の世にこんな物必要ない」
「はいよ~」
風は何も無い荒野に吹き続ける…………
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