prologue 新たなる脅威

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隆典達が怪獣と遭遇したその一方… 日本から近い距離にある白亜島・中心エリア 「何て事だ…」 アースDの研究員達が見たのは、無惨な姿で死んでいた草食恐竜達だった… 「東エリアの恐竜達の死体も確認されました。パラサウロロフス、コリトサウルスの群れです。」 「“柊博士”、南・西エリアの恐竜達の生存が確認されました。」 研究員達が柊と名乗る男に報告をした。 とんでもない光景を見て柊の頭の中は混乱している… 眼鏡をかけた青年が柊の所に来た。 「どうしてこんな事に…この島には肉食恐竜はいない筈です…」 「…“真田”。 驚くのはこれだけじゃない… 下を見てみろ。」 真田と言う青年は下を見る。だが、何もない。 見えてるのは地面だ。 「博士、何か…?」 「わからないのか?俺達は今、“生物の足跡の上”に立ってる… バカでかい個体の物だ。」 そう、その生物の足跡はとてつもなく大きかったのだ… 真田は驚く。 「まずいな…嫌な感じがする…」
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