王国と皇国

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当時のルイジアナ王国は、肥妖な土地、華やかな文化を持ち、東のバトンルージュ皇国と同盟を結んでいたが、北のダナギアス帝国の存在には手を焼いていた。 ダナギアスの狂女王アンシータは、自国の領土を広げようと、ルイジアナやバトンルージュに同盟を結ぶよう持ちかけてきたが、軍事国家であるダナギアスが、いつ同盟国をも攻めてきてもおかしくないという考えから、ルイジアナもバトンルージュも、ダナギアスと同盟を結ぶことは避けていた。
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