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怖いけど…
見ずにはいられない
シュワシュワと立ち上がる煙はしばらくすると何かの形を作り出した
…嘘
この形は…
猫…猫だ
ちょ…
猫が…
「にゃあ」
『き、きゃぁぁぁ!!』
猫、猫だよ
ちゃんとした猫
そのかわり
さっきの死骸が無くなってる
…本当に
生き返ったの!?
「見たね
しっかりと」
……
『い、いやぁぁッ!!』
私は悲鳴に近い声を上げ
そこから逃げ出した
怖かった
とにかく怖かった
走って走って
苦しくなって立ち止まる
もの凄い吐き気が私を襲う
私は
恥も忘れて、その場で吐いた
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