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そんな皮肉な理由を言った日から9年たち､私達は15歳
立派な高校一年生
｢日影､起きてーっ｣
｢ん･･･あと５分｣
｢５分寝てもきもちくないじゃーん｣
そんないつもと変わらない朝
変わらなすぎて逆につまんない
でもいいの､日影がいるからね
｢わかった､起きるから･･･ゆらさないで｣
｢はぁい｣
ゆらすのをやめ起きてくる日影を見つめた
｢おはよう､日影､今日は雨だよ｣
｢本当･･･くらいね｣
｢太陽隠れてる･･･今のうちだよ｣
日影の手をひっぱり階段をおりる
日影はふらふらしてて今にもおちそうだ
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