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「りっちゃん、さっきからなに、一人でブツブツ言ってるのぉ?ハゲるよ」
んッ…?ハゲ…げは?
ぬぁあしまった、コイツがいることを忘れてたー!
「ん?どうかしたのー、りっちゃん?」
さて紹介しよう、コイツは俺の幼馴染みで、島山美沙(しまやまみさ)ってヤツ、かなりカワイイが所々グサッてくる一言や、読心術を少しばかりもっているヤツなのだ。
ちなみに言っておくが、成績はあまり良くなく、世間いったいでいう、バカに部類される女だ。
ポコポコ
「うえーん、バカにバカって思われたー」
まぁ少し天然な所もあるが、いいヤツだ。
ちなみに俺の成績は中の中、普通だ、バカじゃない。
「オイ美沙、俺の心勝手に読むなって」
「だってりっちゃんずーっと美沙のこと、無視すんだもん、心ぐらい読むよ!」
「わーった、わーった俺が悪かった。でもバカじゃない」
「じゃ平凡モンキー」
「モンキーはいらんだろ」
「ぅえっ!なんで?おサルさんカワイイじゃん」
「なんでもだ」
俺がそう言うと、美沙は頭の上に、?マークを浮かべ、口をωにした。
ふっ、まるで首をかしげた子猫見たいで癒されるぜ。
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