はじまり

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ガラッ 教室の扉をいつものように開け、まだ騒いでいるクラスの中、自分の席に着いた。 ?「魅玖おはよー」 魅玖「あ、おはよ☆」 後ろの席で、話し掛けてきたのは有栖川 舞可。 大好きな親友♪ 舞可「今日も怠いけど、頑張ろ☆」 魅玖「だねー」 皆「「「ありがとうございましたー」」」 二時限目が終了ー。 くるっ 魅玖は用具をしまっている舞可のほうに向いた 魅玖「あー…;」 舞可「どしたの?」 魅玖「つまんないねえ…」 舞可「何が?」 魅玖「何かこう、毎日同じというか…あー…鬱になるっすー…」 舞可「うーん、解らなくもない。苦笑」 魅玖「例えばさーこの歳であれだけど、魔法とか使えたらとかさー笑」 舞可「あははっ、有り得ないけど確かに実際起きたら楽しそうだよね☆」 魅玖「だよねー笑 こんなふうにさ、 『ブリザド!』…と、か。って…え?」 ?? ?! 舞可「…え」 魅玖「うおっ!何だこれ!」 ―幸い、クラスは放課なので騒がしく二人以外気付いていなかった。
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