心 の 傷

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「覚えてる?」 周りを見る翔。 翔は中学で自転車通学だったので、校門を潜り、駐輪場に自転車を置きに行くとこだった。 翔と突然話しかけてきた女の子以外には誰もいない。 見たことない女子。 (え?おれ?) 話しかけてきた娘を不思議そうに見る翔。 「君だよ君!…中原君だよね?」 「え?」 (俺の名前を知ってる。) 翔の疑問はさらに増した。
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