プロローグ

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――小さな喫茶店で、私は好奇心から、女友達にメイクをして貰った。 彼女は、口紅を取り出し、長くて綺麗な指先で、私の顎を持ち上げた。 私は迷う事なく、目を閉じる。 ふっくらとした自慢の唇… その唇に…微かに触れた… そう… 微かに…触れた… 唇の感触!?
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