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チチチ…
雀の鳴き声で目が覚めた。
昨日は散々な目にあった。
…………
……
…
ズドーン
『うゎ!』
眠っていたところを大きな音に起こされた。
何の音だろう?
耳がキンキンする。
『いやぁ
すまなかった新入り君。
鍵がかかっていたから強行突破させて
もらったよ。』
うっ!何か煙い…
『おい!聞いているのか?』
それにしてもさっきの女の子は不思議な格好だったな…
『杉浦 良君。
聞いているのか!』
ガクガクと肩を揺らされ、そこでようやく彼の存在に気付いた。
『えっ?僕?』
『そうだ。君以外に誰がいると言うのだ』
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