君かへす朝

17/31
前へ
/31ページ
次へ
サク、サク、 林檎のやうな其の地面を齧る兎のやうに、 サク、サク。 立ち込める白は 彼女を遠慮なく無の世界へ誘う。 .
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加