第一章

4/37
前へ
/72ページ
次へ
基本的に徒歩で移動していたので、荷物はほとんどなく、身軽だったのが不幸だったのか。 祈りを終えた後、教会を出たカイルの前に5、6人の少年達が立ち塞がった。 (……?) 「ちょっとこっち来てもらおうか。」 (……逃げなきゃ。) と思っても、臆病な彼が不良に囲まれて抵抗できるはずもなく。 おとなしく建物の裏へと連れて行かれたのであった。
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加