導き・上編

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…立ち上がったのは良いものの、どうすりゃいいんだ? 『Help me!』なんだから 助けりゃいいの!? でもあの身長だよ。さっき見たとき、犬 靴サイズに見えたし。 別に平気じゃね? つか、怖いなんてありえんの? 少しのあいだ、助けてくれと言われて考える。 ん? すぐに助けろって!? いや、どちらかっつうと こっちの方が助けて欲しいよ。この状況から💧 んまぁどーせ暇だし…って 桜「…はぁぁぁ!?」 いやいやありえねえし? いやいやホントに!! だって目をその人から離したのは一瞬だし!? それでもその人は、10㍍位ある木の一番上の枝にしがみついていたりして…。 ?「誰かぁーッッッ!!助けてくれんかのぅぅぅ!」 なんて叫び続けてるわけで ホント助けようか?
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