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《次は~鶴橋ぃ~鶴橋ぃ~JR環状線は…》
大阪市内に入ると、車窓の景色も、都会的なモノに、変わる。
「んで?具体的に、どこ行きたいとか、あれが見たい!ってんのはアンのかよ。」
麻夜は暫く考えると
「雄ってさ…アニメ好きだったよね?」
「おう。」
僕はアニメが好きで
一時期は、ヒロインに恋してたりなんかした。
「日本橋って見に行きたい。」
妹をアニヲタにしたら
僕は母さんに、殺されそうな、気がする…………
母さんは、父さんのアニヲタで、大学時代散々だったらしい。
「雄のお友達呼んでよ♪……あっできたらとびきりの美少女ちゃんを」
「とびきりの美少女がいるなら、俺が紹介してほしいわ。」
一応美少女のアドレスは
携帯に何件かある。
しかし人見知りな、麻夜が僕を気遣っているのがまるわかりだった。
日本橋に行くが、
知らず知らずのうちに、
心斎橋に連れていってやろう。
女の子なら服くらい見たいだろう
んなことを考えていると
大阪難波に到着した。
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