中退

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「日本橋って一つ前じゃん…」 麻夜は呆れた視線を投げてくる。 「日本橋のオタロードは難波よりなの」 それでも呆れた視線を投げてくる。 はっ 常連舐めんなよ! スタスタと歩き 僅か10分程で 日本橋に着いた 「なっ?早いだろ?」 「途中怪しいお店やエッチなお店いっぱいあったけどね」 もはや哀れみの視線を投げてくる。 「まあナンパには気を付けろよ?」 そんな話をしていると 「お兄さん…時間ある?」 凄まじく綺麗なお姉さんが 声をかけてきた 「生憎子守りで忙しい。」 キッパリと断る僕 「するのとされるのどっちがいい?」 このお姉さん 人の話を聞かないらしいwww 「いや…だから、」 するとお姉さんは 怪訝そうにして 「その反応…私の事忘れたみたいね。」 「ねぇ雄…あんたなにしてんのよ…まさか一夜の関係?」 まてまて 僕は童貞である …多分 「相変わらずねェ…私よ私!」 「私私詐欺…?」 「あっ…」 麻夜は何か思い出したらしい。 「私三郷美那は君の幼なじみのお姉さんだ!」 「やっぱり」 麻夜は顔を輝かせる。 「まぁ八年もあってなかったら忘れるか。」 徐々に思い出した。 確か嫌がる僕を 風呂に拉致り 妹と美那さんの裸を思う存分見てしまった記憶が 「雄君………何故に鼻血?」 「あっいやっ………」 「卑猥!」 麻夜にぶったぎられた。
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