中退

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「あー楽しかった」 夕方6時 そろそろ美那は 帰ろうか迷っている。 「うーん…久しぶりに、雄大ん家泊まりたいんだけどなー。」 「美那…大学はねぇのか?」 美那はにっこり笑って 「大学もねぇし彼氏もいねぇよなんか文句あっか?あ?こら!」 最期は自滅だよな… 「あっお母さんから…」 麻夜はでんわにでる。 「えっ!出張?父さんまで?」 「なんでこんなラブコメイベントが起きてんだ。」 美那はニヤニヤしている 「雄…一週間出張だって。お父さんは1ヶ月帰らないみたい。」 まずい。 僕は仕事があるし 妹も多分学校には行かない。 一人にするのは不安だ。 「美那…妹の世話を頼みたいんだが…」 美那は 胸を張る 「まっかせなさい。あっ新世界で串カツ食べてかない?」 僕はよだれがドバーと出てきた。 「………食いたいけど明日朝から仕事があるし…まてよ?大阪駅の改修だから…直行したらいいんだ!」 困ったのは麻夜だ 「どこで寝るのよ!」 「「ビジネスホテルだな」」 ジョッキにビールを、入れながら、美那と僕は言う。 「にしてもこの時間から、飲むのは初めてだなぁ。」 僕も飲んだことがない。 と言うわけではない しかしあまり飲まないのだ。 「キャバに知り合い居るけど後で行くぅ?」 美那は女学院では 不良なほうなのか?
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