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どこぞの
アニメの主人公みたいな、
台詞を吐いたあと
30分かけて
母は誤解を、解いてくれた。
「ったく…休みの日に何でおこしにきた。つーかお前学校は?」
妹はテヘヘと笑いながら
「私もう中学校行かない…卒業式に出るだけ。」
まぁある程度は、想定内だが
この決断力は、兄譲りか…
「んで?父さんと母さんは?」
「『分かった』って」
まぁ恐らく
理由は言えない、とでもいったんだろうか。とか、適当な推測をした
「だからね雄…遊びにつれてって?」
上目遣い
語尾のハート
美少女
なかなかの武器を
備えて、それに無自覚な麻夜は罪だと僕は思う。
しかしだからと言って、
学校をさぼった妹をあそびに、つれてゆくのは、場所を慎重に、選ばなければならない
「そうだな~、大阪辺りなら、いいかも知れねぇな。」
妹は笑顔で
「一回いってみたかったんだよね~」
なんていう
僕のバイトは日払いだから
昨日の給料は、もう貰っている。
財布の総額19,260円
(まあこんだけありゃ足りるな。まさか昨日10000も貰えるなんて思わなかった)
うちの最寄りは
学園前と言う駅で
快速電車に乗れば
すぐに難波に出る
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