嫉妬

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俺と華の思いもよらない 繋がりに運命を 感じた日から 早くも1ヶ月が経とうとしていた。 世間はクリスマス一色で “honey's bar“も めっきり クリスマス仕様に なっていた。 普通、クリスマスって言うと 女は色々と予定をたてようとする。 『仕事は?』『一緒にいられる?』 とか… 学生の時は イルミネーションを 見に行ったりして それなりに楽しんだ。 昨年はお店が終わってからハナエの部屋で 過ごしたっけ… クリスマスまで 1週間… 華は何も言ってこない… 俺は密かに プレゼントを 用意していたが、 あえて何も言わなかった。一緒に過ごせると 当たり前の様に 思っていたので、 特に約束もいらないと 思った。
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