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ああ、僕はもう駄目だ。
目の前に涼介がいる。
それだけで、心臓はどきどき
緊張して手に汗はかくし。
「大ちゃん何でるのー?」
「俺はリレーと借り物競走
な?山田!」
「おう」
涼介の一言一言が、僕の頭に響く
神様、僕はどうしたらいい?
「…くん!裕翔くん!」
「ふぇ…?」
「もう!自分の世界に
入り込まないでよね!」
「あ、ごめん…」
いけないいけない…
神様に質問してたら、つい
自分の世界に入っちゃった。
「それでね!…」
ちいと大ちゃんが楽しそうに
話している。それを横目に
見ている涼介。
…涼介を見ている僕
その時、涼介と目が合った
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