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「え…？」
「裕翔くんが辛いかなって」
２人がこないのは、
ちいの優しさだったの？
「嫌でしょ？せっかくの
夏休みなのに、初日から
辛い思いするの」
「っ…」
ちいの優しさと
まだ涼介が好きな自分に
嫌気がさし、涙が溢れた
何で涼介なんだろう、
何で僕は涼介じゃなきゃ
だめなんだろう、
何で、忘れられないんだろう、
「よしよし(笑)」
ちいは黙って
ずっと頭を撫でてくれた
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